1639849 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

▼フー ツォン先生の公開レッスンにて。


フー ツォン先生のピアノ公開レッスンでおもったこと。






去る、2004年5月12日…


大分で、別府アルゲリッチ音楽祭(毎年あります)の


フー ツォン ピアノ公開レッスンがあったときのことを少し。


 


 


レベルの高いレッスンで
本当に勉強になりました(@0@)


レッスンを受けたのは、


東京芸大の学生さんと、別府女子短大の先生でした。(お2人とも、素晴らしい功績をおもちです!)


 


おおまかにしかいえませんが、(文章表現がへたでスミマセン(´-ω-`))


印象に残ったコトは、まず、


■リズムについて。


 


曲を、ある程度弾けるようになり、仕上げの段階にもっていくとき、楽譜どおりに弾かなければならないことは もちろんなのですが、


(曲は、ショパン ソナタ Op.58でした)


付点の「間」に着いてなんどもおっしゃってました。


 


ショパンの付点は基本的に歯切れよくひきなさいとのこと。


※あくまでも基本的にですが(;´Д`)


 


たとえば(しょぼい例で申し訳ないデス)


 


パーンパ パーンパ


というかたちの付点のリズムがあったとして、


 


パーン[パ] パーン[パ]


ここの [パ]は歯切れよく!


 


[ーン]パ パ[ーン]


ココの「間」が重要だそうです!


間延びしすぎてもいけないのですが、長さをしっかりとること


短くなったらかっこわるいので(≧◇≦)乂ダメダメッ!


…(ー∀ー;)ナルホド


なぜなら


前へ「ずっこける」かたち(笑)になってしまうためです。


 


パー(ンパ) パー(ンパ)


この ンとパの間はちょっとだけ余裕をもたせるかんじで…。


 


パーン「パ パ」ーンパ


ココの間は  気持ち、短く  歯切れよく♪


 


なんとなくでもわかってくださったら嬉しいのですが


わかりにくかったですね、ハイ、


すみません( ・ω・)ノ――――――――@ ショボボーン


 


 


 


■あとは楽譜に忠実なだけでなく、


さらに色彩をつけること…。


 


音色のつけかたのレッスンの表現で(これまた文章となると難しい…わかりにくくてすみません)


ピアノでは、


「上に跳ね上がる」(上に向かって響かせる)音


「下に置く」(下に落ち着かせる)音も表現できるんです。


ちょっとの意識で差をつけることによって、


全く違う音色にかえることができます!


。*゜・(・∀・)。*・。*


 


 


あとは…


 


たいてい曲には、再現部(一度でてきたメロディーが、さいどくりかえされてでてくること)


がありますが、


それを全く同じにひいてはいけないとおっしゃってました。


 


それは、どういうことかというと、


聴き手を飽きさせてはいけないこと 


        +


作曲家の意図をもっと!よみとって欲しいということだそうです。


 


再現部があらわれても、全く同じに現れることはほとんどないはずです


(何度も申しますが 曲によってちがうとは思います、あくまでも、基本的で…)


 


たとえば転調して(転調…曲の途中で、その曲の調が変化すること)でてきたり、


伴奏部分がかわっていたり(メロディーやリズムなどなども同じことです)


なにかしら再現部には変化があるはずだと。


 


 


あとは曲の雰囲気についてです。


細かくうごくのか、(そういうときはフレーズはおおきくまとめて)


荘厳な感じをだすとか、


夢の中のようなフワフワと空にうかんだかんじとか、


フー ツォン先生はいろいろな言葉をつかってご指導なさってました。


 


ちょっとイメージを具体化させるだけで、


演奏が「ガラリ」とかわってきます!


 


てことで もっと演奏をより深いものに仕上げていくためには、


 




その土地や風土


時代背景、


音楽家の裏話(爆)etc..




などなど広く調べないといけませんね(;´Д`)


そうすると、さらに!


演奏に深みが増すことでしょう。


 





◆おまけ◆


レッスン後のわたしは…


少しは理解できたとその後、

張り切ってショパンを練習したのですが…

見事に

ボロボロでちた(ー∀ー;)エヘ

世の中甘くない。(汗)







ピアノのお勉強ページ・音楽関連のお店を

一気に ご覧になりたい方は



ぴあの専科。
へ GO~!!

( ・∀・)♪


 



 



© Rakuten Group, Inc.